全長18m、追い越し注意!! 長~いバスが都心に出現!! ― 2021年04月11日
全長18m、追い越し注意!! 長~いバスが都心に出現!!
トレーラー・バス(?)・・・牽引バス(?)・・・連結バス(?)・・・
いやーーーー・・・ なっがーーーーいよんッ
--- 🚌 --- 動画も撮りました --- 🚌 ---
調べてみたら、「連節バス」というらしい。
この珍しいバスに遭遇したのは、晴海・勝どきのあたり。
僕はチョコチョコ千葉市方面へ配送仕事に行くので、海浜幕張周辺をたくさん走っているこの「連節バス」は見慣れているけれど、東京の中心部でいきなり目の前を走られるとドキキーンッと背筋が伸びて「ナンデナンデ・・・ドシテドーシテ・・・オシェーテッ・・・」と反応しちゃいます。
その日は午後の時間指定の配達があって、納品を終えて、終了報告を入れて、荷台を片付けていた時にすぐ横を「ブウォォォーーーーン・・・」と走って行った。ビックリして急いで慌ててテキパキと片付けを途中でやめて、自慢の10インチタブレットでググってみたら、新しい路線バスで「18mモノ」は1時間おきに来るらしい。
でも周回ルートなので別のポイントへ移動すれば、20分後くらいにはまた見られるような気がする。でもそんなことをしていると帰り道が夕方の混雑に巻き込まれちゃうんだよなぁ・・・ とか思いながらも、明日は朝積みだから急いで帰る必要はないし・・・ と、張り込み開始。
張り込み・追跡調査をすると「18mバス」のアジトが晴海地区にあることがわかった。この緊張感あふれるバスチェイスの模様はドラレコでけっこういい感じで録画できていた。
最近この周辺地域への配送がふえて、時間指定の「待ち時間」もあったりで、ついつい「追っかけ」というか「ストーカー」というか、しつこい目に撮影をして、ついには発車前の運転手さんに声をかけて、ちょいと車内を覗かせてもらったりもしてしまった。どうも、とっても、親切に、ありがとうございしたです。
帰宅後に調べた情報も合わせると・・・
●TOKYO BRT~東京BRT(Bus Rapid Transit)という路線バスだそうです。普通運賃は、現金:220円(小児110円)ICカード:220円(小児110円)。「PASMO」「Suica」の他、全国相互利用可能な交通系ICカードも使えます。IC1日乗車券・500円 (小児250円)もあります。
●車両は「いすゞ エルガデュオ」2019年5月発売、全長18m、定員・座席38+立席74+乗務員1名 合計113名。
●パワートレインは、A09C型、直列6気筒(排気量8,866cc)、SOHC24バルブ、インタークーラーターボ付き。ディーゼル・ハイブリッド。
●トランスミッションは、クラッチ操作の不要な7速AMT。
●駆動装置は全長18m車体の一番後ろに積まれていて、長い車体全体を押し出す感じで走る。二軸め(普通のバスの後輪)はいわゆる「引きずり」で駆動はせず、三軸めが駆動する。
●「連節バス」といい、トレーラーのように連結部分を切り離せない。全長18mで一台。ナンバープレートは前と後ろが同じ番号。そして「連節バス」の運転は「大型自動車免許」でOK。「牽引免許」は要らないという話でした。営業運行する運転手さんは「大型二種免許」が必要です。
●運転する感覚としては、普通の大型バス(全長10m~12m)とあまり変わらなくて、右左折時にも特殊なハンドル操作などはしなくても、車両前半部分が通った後をそのまま着いてくるような感じだそうです。カタログによると最小回転半径が9.7mで、普通のエルガの9.3mより少し大回りにはなるようです。
●お客さんは、前扉から乗って、中扉/後扉から降ります。
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●運行路線図。新橋周辺は未確認、グーグルマップでこうなりました。
●晴海の時刻表、オレンジが連節バス。
●新橋の時刻表、オレンジが連節バス。
●TOKYO BRTは「連節バス」のほかにトヨタSORA燃料電池車両やディーゼル車両も走っています。
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●僕の最初の「連節バス」記憶は、1985年の「つくば科学万博」で常磐線に臨時に作られた「万博中央駅」と会場をピストン輸送していたバスを見て「うひょーー、カッチョええなぁーー」と思ったことです。「万博中央駅」は現在の「ひたち野うしく駅」の場所です。
●僕は初めて買った中古のツインキャブ2ドアクーペで走って行きました。「つくば科学万博」に合わせて常磐道が開通していたけれど、国道6号線で行きました。
まだエアコン(クーラー)が付いていなくて、夏は暑いこと、熱いこと。しかも冷却系にリザーブタンクが無くて、夏はオーバーヒートしがちでいつも補充用の水ボトルを載せていました。つまり高速道路を安心して走れないようなポンコツ・クーペだったわけです。それでも楽しかったんです。
●運転中は常に水温計をチェックしていなくてはなりません。オーバーヒートすると、どこぞに車を停車させて、エンジンを止めてしばらく冷却水の温度が下がりラジエター内の圧力が下がるまで待たなくてはなりません。ラジエター内の圧力が高いままでキャップを外すと高温蒸気と熱湯が噴出してとんでもないことになるのです。リザーブタンクって、すっごい進歩だと思いま~す。
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